リメイクシリーズ第3弾『無実はさいなむ』Ordeal by Innocence
"ミステリの女王"アガサ・クリスティによる1958年の小説「無実はさいなむ」を英BBCが映像化したドラマ『Ordeal by Innocence(原題)』が、イギリスのミステリ愛好家たちに好評だ。3話構成のフーダニット(犯人を当てる形式の推理モノ)で、4月1日から毎週一話ずつ放送されている。一度は放送中止の危機に見舞われたものの、一部のキャストを入れ替えての再撮影を敢行し、イースター・シーズンに無事お披露目となった。
『そして誰もいなくなった』(2015)『検察側の証人』(2016)…と続き、サラ・フェルプス氏の脚本によるリメイクシリーズ第3弾。これまでの作品同様豪華キャストが起用されており、大胆なアレンジを加えながらもクリスティーの重厚な世界観を見事に映像化しています!高い城の男 シーズン3
1954年のクリスマスからストーリーは始まる。資産家のレイチェルが自身の邸宅で何者かに殺害され、彼女と一緒に暮らしていた多くの養子たちの一人であり、金銭面で困窮していたジャックに容疑がかけられる。ジャックは無実を主張するも、獄中で死亡する。 彼の見つめる先に DVD
1年後、レイチェルを亡くした夫のリオは再婚を決意し、親戚を招いた結婚式を開く。そこへ、ジャックのアリバイを証明できると主張するキャルガリ博士が登場したことで、一同の祝賀ムードは一変する。警察の捜査は誤りで、レイチェル殺しの真犯人は自分たちの中に潜んでいるのだろうか?
レイチェル役に『THE HOUR 裏切りのニュース』のアンナ・チャンセラー、夫のリオ役に『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイを迎え、家族の一人として『ダウントン・アビー』のマシュー・グードも登場する。イギリスの名優ぞろいの作品となっており、深みのある演技は必見だ。