イ・ジュンギ「朝鮮ガンマン」放送終了感想

3ヶ月あまりの間、パク・ユンガンとして生きてきた俳優イ・ジュンギ。今月4日に最終回を迎えたKBS 2TV水木ドラマ「朝鮮ガンマン」(脚本:イ・ジョンウ、ハン・ヒジョン、演出:キム・ジョンミン、チャ・ヨンフン)でイ・ジュンギはアクションとロマンスが行き交う多彩な演技を披露し、視聴者を虜にした。イ・ジュンギ本人も「朝鮮ガンマン」に全てを注ぎ、それが視聴率につながった。同じ時間帯に放送されたドラマの中で視聴率1位の座をキープし続け、有終の美を飾った[SOTUS/ソータス DVD]。

イ・ジュンギはドラマ終了後に行われたインタビューで「会いたかった友達に会って一緒にお酒を飲んだ」と近況を伝えた後、「『朝鮮ガンマン』の撮影中、不安もたくさんあったし、ストレスも溜まったけれど、長い間多くの方に愛していただけて嬉しかった」と感想を伝えた。また、共演した女優ナム・サンミには感謝の意を表したイ・ジュンギからは、劇中あらゆる苦労を経験したパク・ユンガンの姿は見当たらず、イ・ジュンギ本人に戻って明るい笑顔を見せた。

「朝鮮ガンマン」を終えた感想は?

イ・ジュンギ:長い間多くの方に愛していただけて嬉しかった。撮影中、不安もたくさんあったし、ストレスも溜まっていた。放送中に求めるものも多かったし、残念だと思う部分もたくさんあった。ひとまず役者としてできることは、撮影現場で全力を尽くすことだけだったので、台本を何度もチェックしたけれど、それでも残念な気持ちが大きい。新しい韓国版ヒーローものの誕生をお見せしたかったが、期待を満たせなかったような気がする。でも、視聴者の皆さんが視聴率で見せてくださったことから察するに、“イ・ジュンギが披露したヒーローもの”に満足感も抱いてくださっているようだ。残念だと思う部分もあるけれど、苦労しただけに嬉しい。今はもうすっきりした気持ちだ。

大谷亮平はパク・ユンガン(イ・ジュンギ)の隠れた助力者カネマルに扮した。彼は黙々とユンガンのそばを守るだけでなく、自分の命を差し出すことさえも恐れなかった。

8月21日の放送でカネマルはユンガンの代わりに銃に撃たれた。カネマルはヤマモト(キム・ウンス)がユンガンを消す計画があることに気付き、ユンガンを助けるために駆けつけ、快く彼の盾になった。体を張ってユンガンを守り抜いたカネマルは、自身を抱きしめて嗚咽するユンガンに「亡くなった両親のそばに行きます。また会いましょう」という言葉を残して息を引き取った[タイドラマ The Crown Princess(リキットラック) DVD]。

カネマルはユンガンとの義理を死で守り、視聴者たちに深い余韻を残した。